開講科目の詳細
B2Cマーケティング特論
B2C Marketing
担当教員
受講対象者
B2Cマーケティングおよび当該組織やその運用に関わる職種全般の方々、もしくは今後当該職種を希望する方
(他職種であってもB2Cマーケティングに関心があり、理解を深めたい人は歓迎する。マーケティング用語、マーケティングの概念については、基礎的な知識があることが望ましい)
授業の主題と概要
マーケティングの基礎概念、伝統的発想(競争戦略、市場戦略)をベースにしながら、「生活者主導社会」ともいわれるSNSを含めた情報生活変化の中で、生活者への新しい働きかけかたやそのための企業活動の変革について、具体的な事例や実務家の話などを参考にしながら、これからのB2Cマーケティング活動の在り方について考えていきます。
?SNSが必須な生活威廉希尔中文网站になったなかでの生活者との関係の作り方(SNS威廉希尔中文网站を使った生活者との付き合い方)
?ブランド?企業へのファンづくりの方法 (優良顧客、ファンの違い)
?マーケティング関連データの収集方法と活用方法 (マーケティングデータシステムと意思決定)
など 具体的な事例をつかって企業活動への取り入れ方を考える
到達(習得)目標
生活者に対するマーケティング活動を、現在の情報環境やビジネス環境の中で有効に機能するようにアップデートし、 企業?組織内で活用できるようにする視点とアイデアを各受講者が獲得することを目標とする
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
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1,2 | ●マーケティングという活動の再考 生活者への働きかけの目的 生活者の消費活動の現状理解 評判影響社会、生活鮮度消費、自己変革消費、リスク回避など ●B2C市場でのヒット商品とその要因仮説 ●企業内マーケティング発想のアップデート 生活者情報の入手方法と活用方法(生活者調査の方法論) 市場創造とブランドファン構築の重要性 ●生活者との新たな関係をベースにしたマーケティング事例研究 |
3,4 | ●生活者を巻き込むマーケティング手法 業種、業態別の生活者対応課題 求められるマーケティングアウトプット 共創マーケティングの実際と課題 新商品?新サービス開発の共創型アプローチ ●生活者との共創ベースにした商品開発事例研究 (ゲスト講師を予定) |
5,6 | ●生活者情報?データの企業内での活用 企業に求められるケイパビリティ マーケティングデータの爆発的拡大と活用可能性 マーケティングデータ活用の意思決定システムとデータホルダー企業連携 ●マーケティングデータ活用企業の事例研究 (ゲスト講師を予定) |
7,8 | ●B2Cマーケティングにおけるマーケティング活動の変革に関する提案と 討議 (受講生によるプレゼンテーション) 個人もしくはグループで、講義内容を参考にしたマーケティング企業活動 の変革アイデアを創案する新商品開発?新サービス開発において、現状の マーケティング意思決定の流れ、日常的な生活者との関係構築をどのよう に変革することで組織的に有効なB2Cマーケティングができるようになるかを具体的に考案し提案する ※プレゼンテーション内容に関する受講生同士の討議を中心とする |
開講について
開講時期: 2学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
既存のテキストは原則、用いない
※講師自作のテキストを毎回配布予定
【参考図書】
講義内で都度紹介する
※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。