開講科目の詳細
商標法特論2
Trademark Law 2
担当教員
受講対象者
受講対象者は商標法の条文についての基礎知識を有していることを前提とする
※ 「意匠?商標法応用特論」の履修には、意匠法特論1と2、商標法特論1の単位を修得し、
かつ商標法特論2を履修もしくは単位修得していることが必要
授業の主題と概要
商標審査基準及び主要な判例について検討を加えながら解説、講義し、商標法についての進んだ理解を獲得することを目的とします。
講義を主としますが、受講者とのディスカッションを行う他、レポート提出を求めます。
授業は商標審査基準、判例の基本的理解を目標とするものです。
【商標法令特論2】 ?授業レポートはこちら※過去実施例
到達(習得)目標
商標審査基準、主要判例、学説に関して、弁理士活動を行うにあたり十分な専門的知識を習得する
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
---|---|
1,2 | Ⅰ.商標登録制度とその運用 1. 商標審査基準と類似商品?役務審査基準 2. 商標の機能並びに種類とその使用(第1条、第2条) Ⅱ.登録要件 1. 第3条第1項柱書 |
3,4 | 2. 第3条第1項各号 3. 使用による識別力の獲得(第3条第2項) |
5,6 | Ⅲ.不登録事由 1. 第4条第1項第1号-第10号 2. 第4条第1項第11号(商標の類似) |
7,8 | 3. 第4条第1項第11号(商品?役務の類似) 4. 第4条第1項第12号乃至第15号 |
9,10 | 5. 第4条第1項第16号乃至19号 6. その他の拒絶理由 第6条、第8条等 |
11,12 | Ⅳ.周知?著名商標の保護 1. 地域団体商標制度(第7条の2) 2. 防護標章登録制度(第64条、第67条) 3. 先使用権(第32条) 4. 不正競争防止法第2条第1項第1?2号との関係 |
13,14 | Ⅴ.商標登録の阻止?排除 情報提供、異議申立、取消審判、無効審判 Ⅵ.商標権の効力とその制限 専用権と禁止権、使用権の許諾、権利行使制限規定?法理 |
15,16 | Ⅶ.国際出願制度 期末試験(90分) |
開講について
開講時期: 4学期
開講形態: 毎週2コマ(180分)×8日間
講義回数: 全16回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
商標審査基準(発明推進協会)
講義資料を配布予定
【参考図書】
実例で見る商標審査基準の解説 工藤莞司(発明推進協会)
類似商品?役務審査基準(発明推進協会)
最新判例からみる商標法の実務Ⅰ?Ⅱ(青林書院)
商標?意匠?不正競争判例百選 第2版(有斐閣) ※2024/10/17追記
※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。