?2年以上の企業又は官公庁における在職経験をお持ちの方
?知的財産マネジメント業務に従事されている方、または興味関心をお持ちの方
?本学への進学、科目等履修(単科生)の受講を検討している方など
■セミナー概要
今回のKITプロフェッショナルミーティングでは、当大学院設立10周年を記念して、日本、米国、欧州を代表するグローバル企業の知財戦略に関わる3名の豪華ゲスト講師をお招きし、お話いただきます。特に、自動車産業、IT産業、マルチ威廉希尔中文网站産業の知財活動について、興味関心のある方は、会社のお仲間、お知り合いとお誘い合わせの上、ぜひこの機会をご活用ください。
第1部
『トヨタ自動車の知的財産マネジメント(標準化活動を含む)』 佐々木 剛史 氏
現在、グローバル化?異業種との競争など、企業環境の変化は急激に進んでいます。この環境変化に柔軟に対応するため、従来の知的財産権の取得活動に加え、「知的財産視点で社内情報発信する活動」を、トヨタ自動車の事例を含め紹介いたします。また、研究開発と知的財産活動との連携?標準化活動への対応についても紹介いたします。
第2部
『マイクロソフトの知的財産マネジメント』 阿部 豊隆 氏
2003年にオープンな知財戦略へと舵を切り、ICT(Information and Communication Technology)分野で強力な特許ポートフォリオを構築してきた米マイクロソフト。スマートフォンやタブレットに注目が集まり、クラウドサービスの導入が拡大しつつある今、ビジネス領域もそれを支える知財領域も多くのプレイヤーでひしめき合っている。熾烈な競争の渦中にいる同社が策定?遂行する知財マネジメントとは如何なるものか?についてお話します。
第3部
『フランスのグローバル企業における知財マネジメント』 木越 力 氏
フランスを代表するBtoB、マルチ威廉希尔中文网站関連企業、テクニカラー社における知財マネジメント戦略を技術標準化及びパテント?プールの活動を交えてご紹介する。元フランス国営BtoC企業がいかにして欧米の主要映画会社、放送局を顧客に持ち、アカデミー賞受賞作の多くを技術的にサポートするグローバルなBtoB企業へ変貌し、それに伴い知財戦略はいかに変化していったのかを検討します。
第4部
『質疑応答&パネルディスカッション』 加藤 浩一郎 教授(司会進行)
最後に、本学の加藤浩一郎教授の司会のもと、ゲスト講師お三方にご登壇いただき、会場からの質問も受けながら、知的財産マネジメントに関するトピックスやグローバルな視座からの検討課題等について、参加者全員で理解を深めていきます。