カリキュラムガイド 一覧
[3] 大学院のカリキュラム
工学研究科 > 情報工学専攻
教育目標
情報化社会の進展に伴い社会基盤としてますます重要性を増している情報技術分野?ネット ワークサービス分野の技術革新に積極的に貢献できる専門知識と幅広い技術力を修得する。 大学で修得した情報工学分野における基礎技術を基にして、幅広い応用分野へ展開できる統合力、先進的技術力、研究開発能力、さらに実践的能力を修得する。コンピュータ、ソフトウェア、ネットワークに関する基盤技術、これらを統合的に活用した情報システムとその構築技術に関する 先進的専門知識と研究開発力を修得する。これにより、情報通信産業界をはじめとして、幅広い 産業界において活躍できる高度専門情報技術者ならびに研究者を育成する。
カリキュラムフロー
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博士前期課程(修士課程)
専修科目 科目概要
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威廉希尔中文网站情報数理研究
情報の表現、処理、伝達などに関する基礎技術、情報ネットワークの基盤技術を基に、情報やオートマトンの数理/論理構造に関する新規性質の活用とこれら応用したネットワーク?セキュリティに関する以下の分野の高度技術の修得と研究開発を行う。1. 計算量に基づく情報の量的解析。2. 高効率タイムスタンプ、安全なネットワークサービス、 Webサイトの設計?検証法。3. 情報の統計力学的性質に基づく情報処理?ネットワーク制御方式、など。
目標●当該分野の高度情報技術者としての研究開発能力を修得する。 -
情報通信研究
情報通信技術(ICT)の先端領域における理論的および応用的な研究方法を学ぶ。独自研究を企画し実施するために、以下の基本的なスキルと知識を提供することを目的としている。1. モバイルコミュニケーション:Beyond 5G(6G)などの最新通信技術、LPWA、BLE/UWB/RFID、衛星通信。2. IoT: センシング、センサーネットワーク、MQTT、データ利活用。3. ネットワークセキュリティ:暗号化、侵入検知システム、サイバーセキュリティ。4.コンピュータネットワーク:ビッグデータ、クラウドコンピューティング、NFV/SDN、エッジコンピューティング。5. 情報理論:符号化、エラー訂正、情報伝達の最適化。さらに上述の要素に機械学習技術(生成AIを含む)を適用する事でより高度でスマートな技術に進展させることも可能とする。
目標●当該分野の高度情報技術者としての研究開発能力を修得する。 -
ハイパフォーマンスコンピューティング研究
高速高能率計算処理を目的に、情報処理に関する基礎技術、コンピュータ、ソフトウェア、ネットワークに関する基盤技術、これらを複合的に応用した情報システムに関する以下の分野の高度技術の修得と研究開発を行う。1. PCクラスタなどの高並列計算機システムの構成法、並列分散処理法、負荷分散、高信頼化。2. ユビキタス/グリッドコンピューティングにおける通信分散、消失データ復元、暗号化。3. 並列処理?通信処理の高能率化を指向したプロセッサ構成法。4. 高能率数値計算のための数式処理、など。
目標●当該分野の高度情報技術者としての研究開発能力を修得する。 -
ソフトウェア創造学研究
機械に知能を持たせようという人工知能に関する基礎技術、プログラミング言語と計算処理方式に関する基盤技術、これらを複合的に応用した知的情報システムに関する以下の分野の高度技術の修得と研究開発を行う。1. オブジェクト指向?アスペクト指向?実時間?多重スレッド?ユビキタスなソフトウェアを対象とする新しい記述言語またはミドルウェアプラットフォームあるいはプログラム開発環境。2. 人工知能技術を基盤とした知能応用システム。3. コンピュータによる自然言語処理、クロス威廉希尔中文网站/マルチ威廉希尔中文网站検索、4. OS、ネットワーク、データベース、アプリケーションの要素を組み合わせた情報システムの設計および評価、など。
目標●当該分野の高度情報技術者としての研究開発能力を修得する。 -
知能情報威廉希尔中文网站研究
Main themes of this thesis project are 1. Human interface and communication, 2. Virtual reality, 3. Deep learning and artificial intelligence, 4. Human computer interaction. Target of this thesis project is to acquire the skills of developing intelligent information system in engaging the one of these topics. In addition, students will acquire communication skills for presenting their research project in an academic conference.
目標●This program aims to develop engineers and researchers with advanced expertise by acquiring cutting edge knowledge and development skills. Especially, student will especially acquire the technology skill for developing intelligent information system.
関係科目 科目概要
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IoT特論
IoTは、今や情報産業において必須の項目であり、エンドデバイスとなるマイクロコンピュータとクラウド上のサーバをMQTT接続して実現する仕組みが近年一般的である。そこで、本講義においては、マイクロコンピュータとしてM5Stackと周辺のセンサー?アクチュエータを駆使する技術と、クラウド上のサーバにおけるサービスプログラムを実現するための仕組みを実装を通じて学習を行う。
目標●IoTを構成するための三つの要素であるエッジデバイス?ネットワーク?クラウドについてそれぞれの役割と動作を理解し応用できる。エッジデバイスについては、センサーやアクチュエータを活用できる事。ネットワークではセキュアの通信を実現できる事。クラウドは効率の良い利用方法を判断できる事。 -
通信工学特論
近年、IoT/M2Mが進展してきており、情報を効率的に伝えるための通信ネットワーク設計の重要性が増している。本科目ではIoT/M2Mへの適用が期待される各種通信方式を紹介し、さらに、情報を効率的に伝えるため、通信品質の評価指標、トラヒック制御についても学ぶ。
目標●情報威廉希尔中文网站のディジタル化の仕組みを理解し、応用できる。ネットワークシステムの概念を理解し、応用できる。M2M向け各種通信方式を理解し、応用できる。通信品質評価指標とトラヒックエンジニアリングの手法を理解し応用できる。 -
量子コンピューティング特論
単純な要素が集まり、全体として複雑な振る舞いを示すシステムを複雑系とよぶ。この科目では、種々の概念および,情報処理システムとしての機能,そのモデル化手法を主にシミュレーションを通して学ぶ。また、新しい情報処理の方法として量子計算について学ぶ。
目標●複雑系の種々の概念を説明できる.力学系の種々のアトラクタ,特にカオス,フラクタルについて説明できる。セルオートマトンと,そのクラス分類,カオスの縁について説明できる。量子情報処理について説明できる。 -
情報システム設計構築特論
情報システムの設計構築にはICT技術のみならず業務知識、プロジェクト管理、運用技術、法令による制約など多岐にわたる知識が必要となる。また、設計には機能、性能、容量、運用性、経済性、耐障害性、保全性など多くの検討事項がある。本科目では、情報システムの設計構築には多様な方法や考え方があることを学ぶ。1.WEBベースシステム?組込みシステム?基幹業務システム?実験計測システムなどの設計対象による重視事項の把握。2. 企画?要件定義?テスト?運用の各フェーズで考慮すべき設計構築要素?技法の修得。3. 参画する立場による価値判断基準の理解。4. ケーススタディ、など。
目標●情報システム構築プロジェクトのフェーズごとにステークホルダに対して設計構築方針とその根拠を説明できる。 -
ウェブ情報システム特論
Webを利用した情報システムは、大衆が直接参加できる世界規模のプラットフォーム上に構築されている。本科目では、Webアプリケーションサーバの仕組みを理解し、サーバサイドスクリプトおよびクライアントサイドスクリプトの作成方法を学ぶ。また演習を通して、具体的なWebアプリケーションの作成技法を取得する。
目標●Webアプリケーションサーバの仕組みを説明できる。Webアプリケーションが作成できる。 -
クロスリアリティ特論
サイバー空間を有効利用することにより、人々の情報提供や行動支援の幅を広げることができる。本科目では、AR、VR、MR など、サイバー空間を利用したり、フィジカル空間にサイバー空間を重ね合わせたりする xRについて学ぶ。特にAR、VR について、アプリを作成する演習を行い、サイバー空間の効果的な利用方法を修得する。これらを通じ、SDGs、Society 5.0、DXなどでも利用が期待されている xR について、身の回りの行動支援だけでなく、さらに幅広い視点で活用するための能力を修得する。
目標●AR、VR、MR の概要、およびそれぞれの違いを説明できる。AR、VR のアプリ作成ができる。 -
コンピュータグラフィックス特論
コンピュータグラフィックスの基本について理解し、説明できる。CG検定2級レベルの知識を身につける。Processingと OpenGL を組み合わせて、3DCGを生成できる。センサなどを用いて、対話型CGアニメーションを生成できる。地域の問題と要求を調査し、3次元CGの応用を検討し、問題解決するための技術を提案できる。
目標●当該分野の高度情報技術者としての研究開発能力を修得する。 -
高性能並列処理特論
現在の計算機はほとんどが CPU を複数搭載したマルチコアプロセッサあるいはメニーコアプロセッサを内蔵しており、実は並列計算機である。そのため、高性能計算を目指す場合は多くのケースで並列処理を扱う必要がある。一方近年では並列処理プログラミング環境がある程度成熟しており、通常使用するデスクトップ PC やノート PC 上でも並列処理プログラムを開発し、実行することができる。本科目では、高性能計算および並列処理の基本事項を学び、さらに並列プログラミングを体験して高性能計算の実際を学ぶ。
目標●並列に動作するプログラムを作成できる。プログラムの基礎的な性能評価を行うことができる。性能改善のために注意すべき事項を説明できる。 -
オペレーティングシステム特論
Linuxは1991年にPCで動作するUNIXライクなオペレーティングシステム(以降,OS)として登場して以来,多くの改良と移植が進められ,現在では組込み機器,企業の基幹サーバ,メインフレームのOSとしても利用されるまでになった.本科目ではLinuxで動作するカーネルモジュール(動的にロードできるデバイスドライバ)を多数開発し,その開発を通じて,デバイス管理,タイマ管理,ファイルシステム,ネットワーク,プロセス管理,システムコール,などのカーネルの仕組みについて実践的に学ぶ.
目標●Linuxカーネルの仕組みについて説明できる.Linuxで動作する独自のカーネルモジュールを設計?実装できる. -
インターフェースデザイン特論
In this course, students prepare the IT system that is developed based on users’ demand at first. Next, students learn the method of evaluation of human interface and evaluate the IT system practically. After that, students improve their system based on the results of evaluation and make a presentation about the entire designing process.
目標●Students will learn how to evaluate the interface of IT system. Moreover, students learn how to improve the interface of developed system based on the results of evaluation. -
リコンフィギャラブルシステム特論
リコンフィギャラブルシステム(再構成可能システム)とは、FPGAに代表される機能を変更可能なLSIを用いたシステムのことを指し、通信や画像などの信号処理等の高速化から、金融やビックデータ?科学技術計算等のハイパフォーマンスコンピューティング、低消費電力が必要とされるウェアラブル端末まで幅広く利用されている。本科目では、様々な機能を実現するためのFPGAのハードウェア構造とその EDAツール、ハードウェア記述言語についてまず学び、その応用例として高位合成を用いたアルゴリズムを高速化する実践的演習を行う。
目標●FPGAがなぜ様々な機能を実現可能であるかを説明でき、簡易的なFPGAを設計しその上で任意の回路を動作させることができる。 -
知能情報処理特論
機械に知能を持たせ、人間の持つ優れた認知?情報処理を実現する人工知能は、ICT社会のさまざまな領域で益々その重要性を増している。本科目では、人工知能に関する基礎的な技術を修得し、特に,知的システムの実現に向けて重要な技術となる機械学習やその応用システムに関する理解を深めることを目的とする。学部レベルの知識情報処理に関する基礎知識をさらに発展させ、人工知能システムの応用として、知的システム構築のための要素技術についての理解を深める。
目標●知能情報処理における基礎的技術を説明できる。さまざまな機械学習の手法を理解し、説明できる。さまざまな機械学習アルゴリズムを実装し、それらの応用システムを構築できる。さまざまな機械学習アルゴリズムに基づく応用システムを評価できる。 -
自然言語処理特論
機械に知能を持たせ、人間の持つ優れた認知?情報処理を実現する人工知能は、ICT社会のさまざまな領域で益々その重要性を増している。本科目では、人工知能の最も中心となる自然言語処理に関する基礎的な技術をマスターし、特に、機械翻訳、情報検索、テキストマイニングなどの応用システムに関する理解を深めることを目的とする。また、学部レベルの自然言語処理に関する基礎知識を更に発展させ、人工知能システムの応用として、知的システム構築のための要素技術についての理解を深める。さらにそれらの応用システムの実現方法や問題点を評価できることも目的とする。
目標●自然言語処理における基礎的技術を説明できる。さまざまな自然言語処理の手法を理解し、説明できる。さまざまな自然言語処理アルゴリズムを実装し、それらの応用システムを構築し、評価できる。 -
ネットワーク?セキュリティ統合特論
ネットワークならびにそのセキュリティ機能を実現するための種々の技術およびそれらをシステムに適用し評価する技術について学ぶ。具体的には、ネットワークシステムで用いられる通信プロトコルやセキュリティプロトコルが所期の機能を実現することを保証するための検証技術(モデル検査法など)の理論、機密を守る暗号技術、不正アクセスを防止するための認証技術やアクセス制御技術について学ぶ。さらに、通信プロトコルやセキュリティプロトコルを実際のシステムに実装し、検証ツールを用いてネットワークシステムの安全性を保証する演習を行う。また機密を守る暗号技術、不正アクセスを防止するための認証技術やアクセス制御技術について演習を行う。この演習を通して当該技術に関する実践的な設計、実装、運用の能力を養う。
目標●通信プロトコルを状態遷移機械として表現し、その機能を検証ツールを用いて検証できる。デジタル署名などの認証技術、不正アクセスなどに対するセキュリティ?ポリシーについて説明できる。また、デジタル署名、タイムスタンプ、不正アクセス防止などのセキュリティ機能をネットワークシステムに実装し評価できる。 -
グローバルイノベーション特論
エコシステムに関連したグローバルな環境でのソリューション作りを体験する。 何らかのセンサーデバイス、無線LAN(LPWAを含む)、データマイニング、スマートフォンを統合したアプリケーションを開発をマイコンとクラウドを用いて実現する。 さらにハッカソンを通して、社会人、KIT、RITの学生間の相互理解を深める。
目標●1. 従来のエコシステムの革新に何が必要かを理解し、説明できる。
2. 新しいビジネスモデルを創造するために、どのようなスキルが必要かを理解する。
3. 技術プログラムを通じて、IoT技術の概要と実践力を身につける。
4. ハッカソンを通じて、アジャイル開発の有用性を学ぶ。
5. 実践を行うことができる。発表会を通じて、現場の声から改善点を見出すことができる。 -
コーオププログラム
企業等で実際の技術的課題を責任ある技術者等と一緒に解決する体験を通して、
(1)各専門分野における実践的なプロジェクトデザイン能力を養う。
(2)技術および技術者に対する社会のニーズを知り、大学院修士課程(博士前期課程)における学習の意義を認識する。
目標●1. 専門分野における実践的な課題に対し、受入企業等の担当者と協力して解決策を検討できる。2. 専門分野における実践的な課題に対するプロジェクトデザインの過程と結果を報告できる。3. 技術者としての自覚を持って、社会のニーズに対応できる。 -
コーオププロジェクト
企業等で実際の技術的課題を責任ある技術者等と一緒に解決する体験を通して、
(1)各専門分野における実践的なプロジェクトデザイン能力を養う。
(2)技術および技術者に対する社会のニーズを知り、大学院修士課程(博士前期課程)における学習の意義を認識する。
目標●1. 専門分野における実践的な課題に対し、受入企業等の担当者と協力して解決策を検討できる。2. 専門分野における実践的な課題に対するプロジェクトデザインの過程と結果を報告できる。3. 技術者としての自覚を持って、社会のニーズに対応できる。 -
情報工学専攻特別講義Ⅰ
モジュール統合科目に関連して、情報工学分野の主としてソフトウェア開発に関して産業界で活躍する高度情報技術者?研究者を講師に招き、最先端技術の動向に関する講義を行う。
目標●この科目で扱う情報工学関連分野の先端技術の内容と動向について説明できる。 -
情報工学専攻特別講義Ⅱ
モジュール統合科目に関連して、情報工学分野の主として組み込みシステム開発に関して産業界で活躍する高度情報技術者?研究者を講師に招き、最先端技術の動向に関する講義を行う。
目標●この科目で扱う情報工学関連分野の先端技術の内容と動向について説明できる。 -
情報工学専攻特別講義Ⅲ
モジュール統合科目に関連して、情報工学分野の主としてネットワーク?セキュリティ開発に関して産業界で活躍する高度情報技術者?研究者を講師に招き、最先端技術の動向に関する講義を行う。
目標●この科目で扱う情報工学関連分野の先端技術の内容と動向について説明できる。
博士後期課程
特殊研究 科目概要
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威廉希尔中文网站情報数理特殊研究
情報の表現、処理、伝達などに関する基礎技術、情報ネットワークの基盤技術を基に、情報やオートマトンの数理/論理構造に関する新規性質の活用とこれら応用したネットワーク?セキュリティに関する以下の分野の最先端技術の研究開発を行う。1. 計算量に基づく情報の量的解析。2. 高効率タイムスタンプ、安全なネットワークサービス、Webサイトの設計?検証法。3. 情報の統計力学的性質に基づく情報処理?ネットワーク制御方式、など。
目標●当該分野の先端的高度情報技術者?研究者としての研究開発能力を修得する。 -
情報通信特殊研究
情報の伝達に関する基礎技術、情報ネットワークに関する基盤技術、インターネット?クラウドに関する基盤技術?応用技術、およびこれら応用したネットワークサービスに関する以下の分野の最先端技術の研究開発を行う。1. 効率的なデジタルフィルタ?通信方式、伝送路のブラインド推定。2. 無線通信の信号品質改善。3. P2Pネットワーク、セマンティックWeb、アドホック通信。4. ソーシャル威廉希尔中文网站のネットワーク解析、情報解析、など。
目標●当該分野の先端的高度情報技術者?研究者としての研究開発能力を修得する。 -
ハイパフォーマンスコンピューティング特殊研究
高速高能率計算処理を目的に、情報の表現、加工、蓄積、伝達に関する基礎技術、コンピュータ、ソフトウェア、ネットワークに関する基盤技術、これらを複合的に応用した情報システムに関する以下の分野の最先端技術の研究開発を行う。1.PCクラスタなどの高並列計算機システムの構成法、並列分散処理法、負荷分散、高信頼化。2.ユビキタス/グリッドコンピューティングにおける通信分散、消失データ復元、暗号化。3. 並列処理?通信処理の高能率化を指向したプロセッサ構成法。4. 高能率数値計算のための数式処理、など。
目標●当該分野の先端的高度情報技術者?研究者としての研究開発能力を修得する。 -
ソフトウェア創造学特殊研究
機械に知能を持たせようという人工知能に関する基礎技術、プログラミング言語と計算処理方式に関する基盤技術、これらを複合的に応用した知的情報システムに関する以下の分野の最先端技術の研究開発を行う。1. オブジェクト指向?アスペクト指向?実時間?多重スレッド?ユビキタスなソフトウェアを対象とする新しい記述言語またはミドルウェアプラットフォームあるいはプログラム開発環境。2. 人工知能技術を基盤とした知能応用システム。3. コンピュータによる自然言語処理、クロス威廉希尔中文网站/マルチ威廉希尔中文网站検索、4. OS、ネットワーク、データベース、アプリケーションの要素を組み合わせた情報システムの設計および評価、など。
目標●当該分野の先端的高度情報技術者?研究者としての研究開発能力を修得する。 -
知能情報威廉希尔中文网站特殊研究
画像や音声など、さまざまなマルチ威廉希尔中文网站情報におけるパターン情報の表現、認識などに関する基礎技術、ヒューマンコンピュータインタラクション、ヒューマンインタフェースに関する基盤技術、これらを複合的に応用した知能情報システムに関する以下の高度技術の修得と研究開発を行う。1. 動画像や音声など、マルチ威廉希尔中文网站情報におけるパターンの認識と、それらを利用した各種威廉希尔中文网站理解に関する技術。2. 高度なヒューマンコンピュータインタラクションを実現するための知的インタフェース技術。3. 医療分野における診断支援、介護支援を実現する知能情報技術、など。
目標●当該分野の先端的高度情報技術者?研究者としての研究開発能力を修得する。
主要科目 科目概要
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企業価値とイノベーション
高度専門技術者や研究者にとって、自らが取り組んでいる研究の置かれている状況を客観的に分析すること、さらなる研究価値を向上させることは重要である。このとき、社会的要請、社会が受ける研究成果によって得られる価値、競合する研究との差別化などを合理的に理解?整理すること、あるいはそれらが考慮された研究を行うことが必要である。さらに企業にあっては国際的な標準化を視野に入れた開発や知財による研究開発の保護などを十分考慮して企業価値を高めることが必須である。本科目は、これらのことを具体的な事例を交えて、企業価値の創造やイノベーションの創出を考え、研究活動に結びつける手法について学ぶ。
目標●社会要請、社会が受ける研究成果によって得られる価値、他の研究との差別化、または国際的な標準化に対する位置付け、知財による研究開発の保護などの企業価値と直結する内容について学び、研究活動に活かすことを目的とする。 -
威廉希尔中文网站情報数理特論
古典的な情報処理の限界を超える情報処理技術として、量子効果に基づいた量子情報処理が注目を浴びている。本科目の前半では、量子情報処理技術の基礎として、量子計算の基礎と量子回路、量子アルゴリズム、量子エンタングルメント、量子誤り訂正、量子暗号などを学ぶ。はじめに量子情報処理に最低限必要な量子力学に関して学ぶので、量子力学に関する知識は前提とはしない。現在、デジタル画像処理はさまざまな分野において必要不可欠な技術となっている。後半では、さまざまな画像処理アルゴリズム、画像の統計的分類について学ぶ。また、環境?バイオ?ビッグデータにおける画像処理の応用例を学習する。さらに、Processing 言語、OpenCV を用いる画像処理プログラミングを実践的に学び、問題解決のための開発能力を修得する。
目標●量子情報処理および画像処理を応用したシステムの開発ができる。 -
情報通信特論
仮想環境を含むサーバサイドのネットワーク構築において必要な基礎知識、設計のポイント、ネットワーク?デザインパターンを習得する。近年、クラウドコンピューティングという大きな時流に対して、セキュリティの観点からオンプレミス(自社運用)への回帰が生じており、クラウドとオンプレミスのハイブリッドの流れが生じている。本科目においては、上述した情報通信環境の基礎を修得した上で、止まらない通信基盤の構築方法、単体レベルや結合レベルでの性能向上とそのチューニング、省力運用への技術とスキルを修得するための実務に即した授業を行う。
目標●サーバサイドやネットワークの運用について、仮想環境?実環境を含めて理解?構築できるサイト管理者として活躍できる。 -
ハイパフォーマンスコンピューティング特論
本特論では、情報工学分野における「ハイパフォーマンスコンピューティング」のベースとなる「コンピュータとネットワークに関する基盤技術」と「情報システム構築に関する応用技術」のうち、以下の主要な技術について先端的知識と技術課題、研究開発能力を修得する。①PCクラスタの新規な結合構造、動的負荷分散、高信頼化。②グリッドコンピューティングにおける新規な並列分散処理法。③ユビキタスネットワークにおける通信分散、消失データ復元、暗号化。④並列処理の加速、通信処理の高能率化を指向した組み込みプロセッサ構成法、など。
目標●具体的には、PCクラスタ用ネットワークにおけるルーティング等の通信制御技術、並列分散処理割付のためのメッセージ?パッシング?インタフェース/通信ソケット/スレッド設計技術、計算/通信負荷分散技術、論理システム設計技術などについて研究開発できる。 -
ソフトウェア創造学特論
機械に知能を持たせ、人間の持つ優れた認知?情報処理を実現しようとする人工知能に関する基礎技術、知識情報処理およびパターン情報処理に関する基盤技術、これらを複合的に応用した知的情報システムに関する以下の分野の最先端技術について学ぶ。①人工知能技術とその応用技術。②さまざまな機械学習の手法と学習ベースの認識?検索?マイニングなどへの応用技術。③人工知能技術を基盤とした知能応用システム、④OS、ネットワーク、データベース、アプリケーションの要素を組み合わせた情報システムの設計および評価、など。
目標●当該分野の最先端技術の内容と動向について理解し、自らの研究開発活動に活用できる。 -
知能情報威廉希尔中文网站特論
画像などのパターン情報の表現、処理などに関する技術、映像や音声を仮想的な空間で表現するバーチャルリアリティに関する技術、人と知的人工システムとの接点であるヒューマンインタフェースの技術、および、これらを複合的に応用した知能情報威廉希尔中文网站システムに関する以下の分野の最先端技術の研究について議論しながら深く理解し、その研究開発の基礎を学ぶ。①コンピュータビジョンと威廉希尔中文网站情報の基礎と応用技術。② . パターン認識と機械学習の基礎と応用技術。③仮想空間上でのリアルなモデル表現と提示技術。④人とコンピュータを自然に協調させるインタフェース技術、など。
目標●当該分野の先端的技術者?研究者として関連する研究内容について深く理解し、研究開発能力を涵養する。
特別科目 科目概要
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リサーチインターンシップ
この科目では、「特殊研究」で行う研究テーマと関連のある研究や技術開発を行っている民間企業(あるいは、公的研究機関)に長期間(3ヶ月~6ヶ月)滞在し、組織の中で実践される研究?開発のプロセスについて理解を深めると共に、一人の研究?開発者としての位置づけと組織に貢献することの意義を理解するために就業体験を行う。派遣先企業(あるいは公的研究機関)は、本学にある研究所や、「特殊研究」の指導教員との共同研究及び受託研究を基盤に、密接に連携している企業(あるいは公的研究機関)などの中から、派遣先の意向も考慮して決められる。
目標●1. 自らの専門研究分野について、最先端の現場で行われている研究?技術開発について理解できる。2. 就業体験において提供された課題を深く理解し、具体的な解決策を立案し、実際に試行することができる。3. 就業体験を基に大学院での残りの期間の研究計画?修学計画を立案できる。