カリキュラムガイド 一覧
[2] 学部のカリキュラム
情報フロンティア学部 > 経営情報学科
教育目標
高度に情報化した現代の国際競争社会では、マネジメント?スキルと情報技術の双方の基本的な素養を備えて、実社会に活用できる人材があらゆる分野で求められている。本学科では、①マネジメント能力、②マーケティング能力、③金融能力、④情報通信能力を修得し、4分野融合に基づく社会に有益なビジネスを新しく立ち上げて、そのビジネスと組織を効率的に管理する知識や方法、さらに、それらを実現するための基盤であるマネジメント?スキルと情報技術によってビジネスを通じた社会課題の解決を実現する人材を育成する。
カリキュラムフロー
キーワード
- コトづくり
- イノベーション
- SDGs
- 顧客ニーズ
- データサイエンス
- 経営分析
- 財務会計
- IoT
- ビッグデータ
- AI
経営情報学科 科目概要
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F101 情報フロンティア大意(経営情報)
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「修学基礎力」の達成を目指す。そのため、威廉希尔中文网站、経営、心理の各分野の学びの領域のみならず、それらの分野間の関連性や社会とのつながりについて教員のみならず、学生祖どうし、卒業生、専門分野の社会人らとの討論等により、各学科で修学する意義や物事の本質を考え、「なぜ?」「どうして?」を問いかける学習姿勢や自らの将来目標を実現するための修学計画能力を身につけることを目標とする。
行動目標●情報フロンティア学部と自分の所属する学科の役割を理解し、自身の修学計画を立案することができる。学科における「学びの領域」の拡がりや社会との関連性を理解し、学科で学ぶ意義について説明できる。「なぜ?どうして?」を問いかける学習姿勢の重要性を理解し、学部?学科で修学するための指針とすることができる。自分の人生の将来計画を自身の言葉で述べ、それを第三者に伝えることができる。 -
F102 Webデザイン
本科目は、経営情報学科の教育目標である情報デザイン基礎力習得を目指す。特にIT基礎能力の習得のために、コンピュータ、インターネット、マークアップ言語などの基礎知識を身につける。さらに、情報威廉希尔中文网站の効果を最大限に生かしたコンテンツを作成する演習を行い、コンテンツの作成?管理?保守の一連の実習を通じて、ITの基本的な素養を習得することを目指す。
行動目標●自分のノートパソコンからワールドワイドウェブを閲覧することができ、テキストエディタ(Visual Studio Code)を使って、HTMLにより、文字と静止画を使ったページを作成できる。また作成したファイルをウェブサーバにアップロードすることができる。 さらにCSSを使ったページのレイアウトができ、情報の効果的な表現、使い易さ、誰にでも使えることを配慮してホームページを作成できる。統一的な操作、配色など、閲覧者のためのWebページのデザインが独自の発想で実現できる。 -
F105 経営学入門
本科目は,経営情報学科の学習?教育目標である「マーケティング能力」「マネジメント基礎能力」及び「財務会計基礎能力」を育むための基礎的な科目である。ビジネスと社会の関係、ビジネスのために必要な組織、経営戦略、金融、会計およびマーケティングに関する基礎的な用語や概念について、事例分析や簡単な演習などを通じて学ぶ。
行動目標●ビジネスに関わる社会、顧客、組織,戦略、金融、会計及びマーケティングの基本用語?概念について理解できる.そして、それらの概念を用いて、社会課題と企業活動についての最近の動向について説明ができる。 -
F136 データアナリティックス入門
本科目は、経営情報学科の学習?教育目標「マネジメント能力」達成のための基礎的な科目である。アンケート調査を題材として、データの収集、集計、視覚化までを行うことができる能力を身につけるとともに、サンプリング、分散、標準化、相関の統計手法を活用できる能力を身につけることを目指す。
行動目標●目的?課題に応じたアンケート調査計画を策定できる。例題のアンケート質問の問題点を指摘し改善できる。単純集計、クロス集計を理解し、アンケート結果を集計できる。Excelを用いて円グラフ、棒グラフ、散布図にグラフ化できる。信頼区間や検定を用いて仮説の正しさを立証できる -
F103 ITシステム基礎
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。利用者側において情報技術に関する一定の知識?技能を有する者を育成する。ITパスポート試験相当の知識?技能を有する者を「F107 経営戦略と組織」と合わせて育成する。ITパスポート試験の学習項目のうち、キーワードで表記された内容を中心に学ぶとともに、経営情報学科に所属する教員の専門分野を理解する。
行動目標●情報処理技術者試験のITパスポート試験の概要とそれが網羅する分野を理解できる。経営情報学科で学ぶ専門分野の概要を「F107 経営戦略と組織」と合わせて理解できる。システム開発技術に関連する知識およびその項目が理解できる。コンピュータシステムに関する知識を持ち説明できる。企業経営とITの関係が理解できる。 -
F104 プログラミング基礎
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。コンピュータプログラミングの基礎的な能力を身につけるために、プログラミングの全体を俯瞰的に把握するとともに、条件分岐、繰り返し、関数、オブジェクトの基本的な用語や使い方の基礎を理解することを目指す。
行動目標●変数、データ型、配列について説明できる。条件分岐、繰り返し、関数の使い方を理解し、JavaScriptを用いたウェブブラウザで動作する制御プログラムを作成できる。変数や関数をオブジェクトにまとめ、利用することができる。あらかじめ準備されているオブジェクトを使ったJavaScriptを記述し、動作させることができる。 -
F107 経営戦略と組織
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「マネジメント能力」および「マーケティング能力」達成のための基礎的な科目である。マネジメントやマーケティングには広範な知識?スキルを用いるが、本科目ではそれらの用語?概念?スキルを事例分析?小テスト?簡単な演習などを通じて学ぶ。特に「顧客」、「ステークホルダー」、「競争優位」、「コア?コンピタンス」などの基礎的な用語や概念について理解を深める。本科目ではさらにITパスポート試験の知識?技能を有する人材を「F103 ITシステム基礎」と合わせて育成するため、「戦略論?ストラテジー系」分野の用語?概念についても理解を深めてもらう。
行動目標●経営戦略、顧客、価値、事業、コア?コンピタンスなどの基本用語?概念について説明でき、またそれぞれの語の関係について説明できる。企業活動?経営管理?経営戦略に関する基本的な考え方?ツールについて説明できる。 -
F108 企業会計基礎
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、経営者および企業の利害関係者の意思決定に寄与する会計情報について、その作成過程を理解するとともに、会計情報伝達手段である財務諸表の内容?役割の理解を目標とする。
行動目標●資産?負債?資本?収益?費用について理解し、具体的な項目名を挙げることができる。「簿記手続き一巡」(仕訳?転記?決算?財務諸表の作成)を理解し、簡単な資料で行う演習課題を提出することができる。原価配分の考え方を理解し、具体例を挙げて説明できる。貸借対照表を作成することができる。また、貸借対照表に示された情報の概要を読むことができる。損益計算書を作成することができる。また、損益計算書に示された情報の概要を読むことができる。 -
F109 マーケティング基礎
本科目は経営情報学科の学習?教育目標にある「マーケティング能力」達成のための科目である。講義と事例分析を通じて、企業経営におけるマーケティング活動の役割や方法を理解することを目的とする。そのために、①マーケティングの基本概念を理解し、②マーケティング戦略立案のための分析?意思決定方法の知識を獲得し、③製品、価格、広告、チャネル、営業などの要点について確認する。そして④顧客や社会との継続的関係の形成について学習する。これらの学習により、マーケティング活動を実践できる基礎的能力の修得を目指す。
行動目標●マーケティングの目的と要件を理解し、企業におけるマーケティング活動の重要性について説明できる。マーケティングに関する重要な概念を平易な言葉で説明できる。想定する製品市場における各製品のマーケティング手法の共通点、相違点を説明できる。企業におけるブランド構築の必要性を理解し、説明できる。企業が顧客や社会との継続的関係を構築することの必要性を説明できる。マーケティングの視点から、さまざまな経営課題解決のための戦略を立案することができる。 -
F115 ビジネス統計学Ⅰ
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マーケテイング能力」及び「マネジメント基礎能力」達成のための科目で、データ分析に欠かせない「統計学」の基本を学びながら、ビジネスの現場で直面する意思決定の際に欠かせない情報の抽出能力を磨く。具体的には、記述統計学、確率分布、及び推測統計学の区間推定の基本概念を理解し、Excelなどを使ってデータ分析し、統計的意思決定に必要な情報を算出できるようになる。
行動目標●統計学の概念及び統計学で用いる基本用語を理解しており,Microsoft Excelなどのツールを用いて基本統計量を算出でき、推測に必要な確率の種類を適切に選定し、統計的意思決定に必要な情報を求めることができる。 -
F119 戦略会計入門
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、企業の財務管理を利益管理と資金管理の側面から捉え、会計情報との関係から、演習を通して利益計画の作成?資金計画の作成に関する技能を養うことを目標にしている。
行動目標●変動損益計算書を作成し、Cost-Volume-Profit Analysis(CVP分析)を行うことができる。利益計画の作成手順に従って、必要利益?必要売上高の算出を行って、利益計画マスタープランを作成することができる。キャッシュフロー経営の大切さが理解できる。資金計画の作成手順に従って、見積貸借対照表?見積キャッシュフロー計算書を作成することができる。資金管理?売上債権管理の大切さが理解できる。 -
F137 イノベーションマネジメント
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マネジメント能力」と「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」の基礎力を育成するための科目である。本科目ではまず経営学におけるイノベーションの定義、考え方について確認する。また、シリコンバレーを中心として様々なイノベーションを起こしてきたSRI(旧スタンフォード研究所)のイノベーション創出方法について学習を行う。イノベーションとは何かを理解し、経営に応用できる実践的基礎能力を身につけることを目標とする。
行動目標●経営学におけるイノベーションの定義、考え方について説明できる。SRIのイノベーション創出手法におけるフレームワークNABCについて説明できる。NABCフレームワークを用いながら、アイデアのブラッシュアップを行う方法について説明できる。 -
F138 会計情報とビジネス法規
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、会計情報が何を伝えているのか理解するために、重要な会計基準を理解するとともに、企業の一般的な開示書類である有価証券報告書の記載内容を理解することができるよう、周辺知識として税制や会社法?民法等の法律知識の基礎的な部分を理解することを目標とする。
行動目標●重要な会計基準の考え方について理解できる。会計基準の理解によって財務諸表等の会計情報が何を伝えているのか理解できる。法人税、所得税を中心とした税制の全体像と仕組みについて理解できる。税制の全体像と仕組みの理解によってビジネスや生活に活用できる。企業経営を行う上での法律知識の重要性を認識できる。最低限必要な企業経営に関する法律知識を理解できる。 -
F111 ロジカルシンキング
本科目は、ビジネス?リテラシーの最も基礎となる「ロジカルシンキング(論理的思考)」能力の基礎を身につけることを目標とする。ビジネスで必要とされる、①問題の原因を論理的に捉える、②問題の解決策を合理的に作成する、③上記①②をわかりやすく伝える、を具体的な実践目標として、ロジカルシンキングでよく用いられる手法などを紹介し、実際に使えるように身につけることを目指す。
行動目標●帰納法と演繹法について、実例を用いて説明できる。フレームワーク思考について、実例を用いて説明できる。所与の問題について、適切なピラミッド構造を作成できる。ある現実の問題について、ロジカルシンキングに基づいて問題を適切に分析し、解決への道筋を示すことができる。所与の問題について、フェルミ推定を行い、その結果を論理的に他人に説明できる。 -
F112 データベースマネジメント
本科目は、経営情報学科の習得する知識?能力のひとつである情報デザイン基礎力を付けるためのものである。データベースは、データ間の整合性を保証しながら、複数の応用プログラム間でデータを更新?共有?再利用するためのシステムである。この授業では、リレーショナルデータベースの基礎理論、データベース設計、データベース言語SQL、データベースの運用について学ぶ。
行動目標●データベースの基本演算、正規化、データベース設計、SQLについて理解し、現状分析に基づくデータのモデル化、データベースの設計、実装、運用が自在にできる。 -
F110 Webプログラミング
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。JavaScript言語で記述され、サーバ上でWebアプリケーションを生成するために使用されるNode.jsを用いて、動的なウェブページを実現する能力を身につけることを目指す。「F112 データベースマネジメント」で学習する実際のデータベースを用いて、データベースと連携したWebページの生成方法を理解する。
行動目標●目的に応じたプログラムを作成できる。Node.jsプログラムのソースコードを判読して理解できる。複数の関数から構成されるNode.jsプログラムを実装できる。Node.jsプログラムのソースコードのデバッギングができる。Node.jsプログラムを用いて、データベースで検索した結果をWebページとして表示することができる。モデル化?定式化を行い、より良いシステムの基本設計ができる。 -
F113 ビジネス統計学Ⅱ
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マーケテイング能力」及び「マネジメント基礎能力」達成のための科目である。推測統計学及びデータ分析の基本的な手法である多変量解析の基本的な技法,特に、重回帰分析,判別分析,主成分分析,因子分析などについて,その数学的背景とともに活用法について学ぶ.また様々な演習を通して、上記分析の手技だけを的確に活用し、ビジネスの現場で必要な意思決定に資する情報の獲方について理解を深める。
行動目標●多変量解析の概念について説明できるとともに、代表的な多変量解析である重回帰分析及び主成分分析についてその手技を理解し,マイクロソフト?エクセルなどのツールを用いて解析し,ビジネスの意思決定に資する状況の予測や情報の見える化ができる. -
F114 キャリア構築論
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」に対応する科目である。人生100年時代と言われる現在において、これまでの世代とは異なり、一つの人生において複数の組織に所属する生き方が当たり前になってきている。そのため、自分のキャリアを描き上げ、社会の変化と共にその描いた像を更新していく力を持つことが必須となる。本科目では、起業家や社内起業家の生き方や精神(アントレプレナーシップ)をうかがうことで、社会に出たときに遭遇する様々な困難に対峙する力を身につけることや,各自の適性や能力に応じたやりかたで社会に貢献する志を抱くことを学ぶことを目指す。
行動目標●キャリアとは何か、またキャリアを考える際に考えるべき視点について説明できる。複数のキャリアプランを描き出すための方法論について説明できる。起業家や社内起業家の話から、自分のやりたいことを実現するために必要な心の持ちようを理解することができる。転職や副業が当たり前となる世の中で自らの生き方を常に再考し続けるための手法を説明できる。 -
F116 数理マネジメント
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マネジメント能力」を身につけるための科目である。そのために、オペレーションズ?リサーチ(OR)の基本的な考えを理解する。ORは意思決定問題の解決に役立つ数理的な手法群の総称であり、ITをビジネスに役立てるための基礎的な技術である。この科目では、ORの基本となる生産計画、在庫管理、待ち行列などの数理的なモデルと手法を理解し、問題を解けるようになることを目指す。
行動目標●モデル化?定式化された所与の問題に関して、変数、制約条件、目的関数などを論理的に説明できる。モデル化?定式化された所与の問題を、ORを用いて解くことができる。複雑な問題に関して、既知のモデル化?定式化を行うことができる。各種の問題に関して、数理的なモデル化?定式化を行い、より良いシステムの基本設計ができる。 -
F117 システムモデリング
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。複雑なシステムを設計?構築するためには、その全体像を示す概念モデリングを行う必要がある。本授業では、概念モデリングをUML(統一モデリング言語)のクラス図、オブジェクト図、ステートマシン図を用いて記述する能力を身につけることを目指す。具体的な例題を元に、実践的なシステムモデリング技法を学ぶ。
行動目標●ツールを用いてUMLの図形表現を記述することが出来る。UMLを用いて、システムの構成要素とそれらの関係を記述することができる。複雑なシステムを複数の構成要素に分割し、それらの機能とデータを記述することができる。複雑なシステムの抽象化度を変更することにより、システムをわかりやすく説明することができる。 -
F118 経営分析
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。経営者が将来的にその職務を果たすためには、経営活動に関する分析情報が必要である。また、企業の利害関係者は、企業活動によってその利害関係に影響が出るために、経営活動に関する分析情報を必要としている。そこで、当科目においては経営分析の知識と技能を修得し、経営分析結果について多面的な視点から総合的な判断ができる能力の養成を目標にしている。
行動目標●経営分析によってもたらされる情報が、経営者や利害関係者にとって、意思決定をする際に有用であることが理解できる。Electronic Disclosure for Investors' NET work(EDINET)やHPその他の媒体によって、企業情報を収集?整理することができる。基本的な比率分析式を理解し、具体的な経営分析演習で使うことができる。企業の内外の環境分析を加味して、企業の経営分析を行って自分の考えを述べることができる。 -
F122 マーケティング戦略
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「マーケティング能力」達成のための科目である。講義と講演を通じて、企業経営におけるマーケティング活動手法や市場分析方法を理解することを目的とする。そのために、①マーケティング活動の実例を学び、②市場特性によるマーケティング活動の違いを理解し、③顧客関係のマネジメントを確認し、④市場調査?分析方法を学習する。これらの学習により、企業経営におけるマーケティング活動を実践できる応用能力の修得を目指す。
行動目標●実践におけるマーケティング活動の概要を理解し、企業におけるマーケティング活動の要点について説明できる。マーケティング分析するための基本的なスキルを身につけ、実際の市場を分析することができる。広告?販売活動の方法を理解し、具体的な広告計画や販売計画を立てることができる。市場特性によってマーケティング戦略に差異があることがわかり、その違いを具体的に論考できる。ITなどを活用し、実際の企業のマーケティング問題の解決策を提示することができる。マーケティング戦略の視点から、具体的な企業経営活動を実践的に分析できる。 -
F126 戦略会計応用
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、企業経営者が行う業務的意思決定や構造的意思決定について、会計情報を活用して判断ができる能力を養成することを目標としている。
行動目標●セールスミックスについて理解しており、複数の製品についてセールスミックスを考えることができる。事業部の業績測定について理解しており、具体例で計算?判断することができる。差額原価収益分析の考え方を理解し、各種の業務的意思決定について判断することができる。正味現在価値法?内部利益率法について理解し、具体例で計算することができる。キャッシュフローの現在価値について理解し、具体例で計算することができる。 -
F120 インダストリアルエンジニアリング
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「マネジメント能力」と「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。生産計画、工程管理、品質管理などに関する生産管理に関する幅広い分野に関する基礎的な用語と手法を学ぶことを目標とする.具体的には、効率的な作業方法などに関する古典的なインダストリアルエンジニアリングの手法の学習から、データの取得と分析に基づく計画などを具体的に学び、製造業だけでなく、様々な業界に共通する改善手法の基礎を身につける。
行動目標●仕事を作業に分解して、さらに作業のつながりを理解した図表を作成できる.品質管理や実験計画法の基本用語が理解できて、説明できる。簡単な事例における生産改善に必要な事項が指摘できて、実行できる。 -
F121 コーポレートファイナンス
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、企業経営に必要な資本の調達について、その基本的な考え方や手法が理解でき、具体的な企業の資本調達事例を分析?検討できる能力の養成を目標とする。また、あわせて代表的なFintechサービスを理解することを目標としている。
行動目標●金融市場と金融機関の役割について理解できる。財務管理の体系について理解できる。貨幣の時間的価値について理解できる。各種の資本調達方法について考えることができる。資本コストについて理解することができる。最適資本構成について考えることができる。 -
F124 SDGs基礎
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「マネジメント能力」と「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。2016年から世界においては、国連加盟国が共通目標として掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた活動が始まっている。こうした活動の中でも、特に期待されているのは企業の積極的な取り組みであり、そのために貧困?気候変動?食糧危機等の様々なグローバルイシューを解決するビジネスが注目されている。本授業では、SDGsの17の目標の現状を映像?講義を通じて把握するとともに、企業が実際にグローバルイシューを解決するためにどのようなビジネスを推進しているのかについて学習し、身近な問題を地球規模の視点で考えるための基礎能力を身につけることを目指す。
行動目標●SDGsに関する基本的な知識を有している。SDGsの各課題について基本的な知識を有している。特に関心が高い課題について、自らの意見を表現できる。特に関心が高い課題について、企業がどのようにアプローチしているのか説明できる。なぜ企業がSDGsの達成に貢献しなくてはいけないのか説明できる。 -
F125 先進プログラミング
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。Web、IoT、ビッグデータ解析、AIなどの分野で用いられているプログラミング言語Pythonの基礎から応用までを、プログラミング演習により学ぶ。実際に自分でプログラムを書くことで、最終的にはデータ分析を実施するツールを自分で作成し、実際のオープンデータを利用してデータ分析を実施する。
行動目標●Pythonの基本を理解し、プログラミングができる。グラフの作成やデータ分析など簡単なものが実施できる。機械学習について基本的な部分を理解し、簡単なプログラムを作成できる。 -
F129 アルゴリズムとデータ構造
本科目は情報経営学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。経営と情報システム?インターネットを融合し活用するためには、課題の解決方法?手順であるアルゴリズムの理解が必要である。受講者は、最新のアルゴリズムを学習することにより、各自の想定する経営組織体の課題解決を自力で考案できる能力の取得を目指す。
行動目標●授業で取り上げた10数種類のアルゴリズムについて、その活用方法とコンピュータでの実行の方法について説明ができる。課題が与えられた時に、ITによる解決方法をアルゴリズムの形で他の人に説明できる。アルゴリズムの考え方を、疑似プログラミング言語ないしは図形表現で記述することができる。アルゴリズムが与えられた時に、そのアルゴリズムが正しく動作することを判断することができる。 -
F139 ビジネスアナリティクス
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マネジメント能力」を身につけるための科目である。非数理的なデータ分析の代表的な手法であるクラスター分析,決定木分析,さらに機械学習の主流である人工ニューラルネット?ワーク,サポート?ベクター?マシンなどの数理的手法の背景とともに活用法について学ぶ.さらに,近年飛躍的に発展しつつある自然言語処理のベースであるテキスト?マイニングの初歩についても学ぶ.
行動目標●実際的なデータを用いて,クラスター分析および決定木分析について理解しており,KNIMEなどのツールを用いて適切な分析が行える.データ分析の種々の手法について理解しており,ツールを用いて分析ができる.テキスト?マイニングの基礎を理解しており,マイクロソフトExcelやKHCoderなどのツールを用いて適切な分析が行える。 -
F123 マーケティング実践
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マーケティング能力」と「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」を身につけるための科目である。グローバルな観点より、「マーケティング基礎」と「マーケティング戦略」で学んだフレームワークを実践する。消費者行動に基づく実際の顧客ニーズの掘り起こしにデータマイニング、また実際のプロモーションにデジタル?マーケティングなどの最新技術を活用するマーケティング手法について、第一線で活躍している専門家の講演や国内外の事例研究や協業企業と実践的な演習を行うことによって学ぶ。
行動目標●最新技術を活用するマーケティングの概要を理解し、実社会におけるマーケティング活動の要点について説明できる。グローバルな視点を持つマーケティングマネージャー候補として具体的なマーケティング計画を立案することができる。マーケティングの視点から、企業経営全体に影響を与える実践的な提案により貢献できる。 -
F128 SDGs実践
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。経営戦略分野科目の集大成として、国連全加盟国が達成を目指すことで合意しているSDGs(持続可能な開発目標)に関して、ビジネスを通じて課題解決を目指すために必要なプロデュース力を身につける。プロデュース力を身につけることで、様々なステークホルダーが持つリソースや能力を発見し、組み合わせ、社会課題の解決を実現することができるようになる。授業終了時には、自分ひとりの力だけではなく、他者の力を掛け算することでより大きなインパクトを生み出せる人物へと成長することを目指す。
行動目標●一般的に社会課題の解決に対してどのように解決策?パートナーシップが有効か理解し、説明できる。自分の能力として、今後社会課題の解決に対する企画立案と連携が必要なパートナーの発見?巻き込みのために向上すべきことを把握している。 -
F130 グローバルリーダーシップ実践
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。組織とは人の集まりであり、自分を含めた人とどのように向き合うのかによって、組織が発揮できるパフォーマンスも大きく変わる。本科目では、経営学におけるリーダーシップに関する知識を習得するとともに、ネゴシエーション、コーチング、マインドフルネスに関する知識?実践手法を学ぶことで、社会人になってから役に立つ上司のマネジメント、部下のマネジメント、自分のマネジメントに関する手法の習得を目指す。
行動目標●リーダーシップとは何かを説明できる。リーダーシップという観点からネゴシエーションの重要性を理解し説明できる。リーダーシップという観点からコーチングの重要性を説明できる。リーダーシップという観点からマインドフルネスの重要性を説明できる。他者の思いを引き出し、気づきを促し、全体最適を実現するための調整を行い、自らを内省し、目指すべき組織(社会)像を描き出すための手法を理解している。 -
F131 原価管理
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、製造業を営む企業が製品原価や売上原価を算出する過程を工業簿記との関連で捉えるとともに、個別原価計算?標準原価計算において生じる原価差異の分析方法を学びながら、原価管理の考え方と会計処理方法を学ぶことを目標にしている。さらに、製造業に限らず非製造業も含めた戦略的原価管理に対する理解を図ることも目標としている。
行動目標●製品原価がどのような原価要素から成り立っているのか説明できる。工業簿記の一巡および原価記録と財務諸表の関係が理解できる。個別原価計算における原価集計手続および勘定記入が理解できる。製造間接費の配賦手続きと配賦差異の分析について理解できる。標準原価計算における原価集計手続および原価差異分析が理解できる。戦略的原価管理について理解できる。 -
F132 企業価値評価とESG
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、事業再編、Mergers and Acquisitions(M&A)、投資などの際に重要視されている企業価値評価について、その基本的な考え方や算定方法についての理解と算定技能の向上を図ることを目標にしている。さらに、企業価値評価のベースとなるキャッシュフローの持続的な創出に影響を与える「ESG」の基本的な概念を理解することを目標としている。
行動目標●多様な視点から企業価値評価を検討することの重要性が理解できる。投下資本利益率の意味と計算方法を理解できる。Discounted Cash Flow(DCF)法を使用して企業価値を算定することができる。株主価値を算定することの意味を理解し、具体例で算定することができる。ケース事例を研究することによって企業価値評価の重要性を理解することができる。ESGの基本的な概念を理解することができる。 -
F135 アカデミックリーディング
文献調査のスキルおよび学術文献を精読するスキルを育成し,さらには学術論文を執筆するための作法の基礎を学ぶ。文献調査では,国立情報学研究所のCiNii,グーグル?スカラー,本学ライブラリーセンターOPACなど検索の活用法を学ぶとともに,参考文献の活用法など目標とする文献にたどり着くために必要となるスキルを学ぶ.文献解読では,特にマネジメント分野とマーケティング分野の英語文献を読み解くための輪講方式で講義を行う.論文執筆では,エッセイ(小論文)における主張と根拠の構成,論文の構成の骨格となる要素など演習を介して身につけることができるようにする.
行動目標●適切な手段を介して,必要な文献を見つけることができる。経営情報学の分野における英文論文を読み理解することができる。論文の基本的な構成を理解しており,レポートの目的に応じた適切な構成が作成できる。 -
F140 データサイエンス実践
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「マネジメント能力」と「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」を身につけるための科目である。広範囲のビジネス領域におけるマネジメント分野にてデータサイエンスの活用について深く学ぶ。さらに,プログラミング言語Pythonを用いて,データ分析およびデータ活用の実践的な演習を行う。
行動目標●実社会のビジネス、及び企業経営におけるデータサイエンスの活用についての事例を説明できる。実際的なデータを対象として,プログラミング言語Pythonを用いた分析ができる。適切なデータ分析の手法を活用して,ビジネス、及び企業経営に有益な知見を抽出することができる。 -
F141 システム思考
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。私達を取巻く環境は様々なものが複雑に絡み合って構成されている。それらを一つの側面からだけ観察?分析してモデル化やIT化しても期待した効果が上がらないことがあるだけでなく、新たな問題を生み出すことがある。静的なモデリングだけでなく、時間とともに変化する構成要素の挙動やフィードバックについて学ぶ。
行動目標●システム思考の基本を理解し、説明することができる。ストック、フロー、ダイナミクス、フィードバックなどの基本的な役割について理解し、システムに対する制約、撹乱からの回復や自らの構造化、部分最適と全体最適のトレードオフなどについて説明することができる。モデラーを用いて、システムをモデル化することができる。 -
F142 先進プログラミング応用
本科目は経営情報学科の学習?教育目標「情報デザイン基礎力」達成のための科目である。Pythonを用いて現実的なシステムとしてビッグデータ解析を取り上げ、データの見える化、分類?識別、回帰?予測、クラスタリング等を行う。実際に時系列データベースに保存されている大容量データを用いた実習を、アジャイル開発手法によるプログラミング開発を行う。システム開発の基本的な能力を身につけることを目標に置く。
行動目標●アジャイル開発手法について他の人に説明できる。データ分析のための基本的な手法をPythonで実装できる。時系列データベースにアクセスすることができる。開発したシステムを他の人にわかりやすく説明できる。 -
F133 経営情報専門実験?演習A
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」向上を目的としている。専門科目の①金融、②マネジメント(SDGs及びデータ分析)の知識およびスキルを、PD実践で考案された活動を題材にして理解を深める。具体的には、①:PD実践で考案された活動に関して事業(財務)計画を検討?作成する演習、②:①で作成された事業計画を出発点として非財務指標も含めた戦略マップを作成する演習、③:①、②で作成したものに対して因果モデルを作成し最適化を行う演習から構成されている。
行動目標●財務計画作成に必要な財務管理の要素について理解して他者に説明できる。社会インパクトと整合した財務計画を立案できる。財務と非財務の双方の目標を作成できる。各目標をつなげる戦略としてのストーリーを作成できる。目標指標と測定指標を明確にして,その関係を説明できる。対象となる取り組みのインパクトを増大するための方法を説明できる。 -
F134 経営情報専門実験?演習B
本実験?演習は経営情報学科の学習?教育目標の「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。①販売店ビジネスゲームでの売上?コスト?利益構造?サプライチェーンの理解を深め、リバースエンジニアリング手法でビジネスゲームの動的な機能について推定し、システム分析する。②複数チームの競合下で自チームの経営方針や施策が及ぼす経営結果への影響を疑似体験し、問題発見と問題解決の可能性を考察する。③組み込みシステムのプログラム演習を行い、小規模なシステムを用いてコンピュータの動作への理解を深める。
行動目標●ビジネスゲームの機能と実施方法が理解できる。基本的な経営の売上?コスト?利益構造が理解でき、経営シミュレーションでの利益確保ができる。競合市場における利益計画と実施方法の基本が実践?理解できる。リバースエンジニアリング手法を理解し、現象を推定できる。組み込みシステムの小規模なプログラミングを実施することができる。 -
F902 専門ゼミ
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。専門ゼミでは、プロジェクトデザイン?実践教育を基礎に、プロジェクトデザインIII におけるプロジェクト企画と活動をプロジェクトプロポーザルとしてまとめ、第三者に分かるように説明できるようになるために、これまでの講義?実習?実験?演習で修得しなかった知識や技能を自主的に補充、修得できるようにする。
行動目標●プロジェクトデザインIII プロジェクトの目標や行動計画が作成できる。プロジェクトデザインIII プロジェクトの目標や行動計画を第三者に説明できる。プロジェクトデザインIII プロジェクトの目標や行動計画を第三者の意見や提案に基づき改善することができる。プロジェクトデザインIII プロジェクトの目標や行動計画をまとめてプロジェクトプロポーザルが作成できる。 -
F912 イノベーション基礎
社会情勢や自然環境が大きく変化する現代において、未来を展望する技術革新や構造改革が望まれている。本学では「深遠な技術革新」を建学の綱領に掲げ、技術や仕組みを開発?統合して、これまでのモノやシステムに対して新たな価値を創出し、社会に貢献できる人材の育成を目指している。そのため、この科目では、顧客のニーズを捉えて、イノベーションを生み出すための基礎力を養うことを目的とする。
行動目標●顧客の立場で重要なニーズを抽出できる。NABC(Needs-Approach-Benefits per cost-Competition)を鑑みて価値を創出できる。異なる立場から価値を評価できる。個人学習とグループ学習に積極的に取り組むことができる。 -
F922 プロジェクトデザイン III
本科目は経営情報学科の学習?教育目標の「ビジネス応用?プロジェクト遂行能力」達成のための科目である。即ち、この科目に取り組んだ結果として、自分が実施した研究に対する能力を身につけることはもちろん、そのテーマの背景や関連する事項についても十分理解できるようになることを狙いとする。具体的には、プロジェクトデザインIII プロジェクトへの取り組みを通して、専門科目で修得した知識をより深く理解し、それらを応用できるようになることが求められる。
行動目標●研究目的を明確にし、プロポーザルの内容について説明することができる(前学期)。研究テーマの背景を説明することができる(前学期)。研究活動の実施経過および成果の概要を説明することができる(前学期)。最終的な研究成果に対するイメージと残された課題を具体的に説明することができる(後学期)。研究活動成果の位置づけと目標達成度を適切に評価?説明することができる(後学期)。研究成果を論文にまとめ、その内容を適切な方法で口頭発表できる(後学期)。 -
F942 進路セミナー I
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「進路計画能力」達成のための科目である。即ち、修学スタイルを確立し、社会に貢献できる人材となるための心構えを身につけるとともに、自主的?継続的な自学自習能力を身につけることであり、特に、将来の進路について行動指針を決定でき、自己の能力?性格特性を正しく認識し、自己啓発を継続し、自己管理能力を高め、自己実現への努力を続けることができることを目指すのが本講の目標とするところである。
行動目標●人生設計と進路との関係を自ら深く考察できる。自分に適した進路を発掘するために必要な思考や行動ができる。進学?就職など自分の進路に関する方針や目標を設定でき、他人にも理解できるように論理的に説明できる。進路に対する目標を達成するために必要な知識、能力、素養、資質などを、自ら向上させることができる。 -
F952 進路セミナー II
本科目は経営情報学科の学習?教育目標である「進路計画能力」達成のための科目である。即ち、将来の進路について行動指針を決定でき、自己の能力を正しく認識し、自己啓発を継続し、自己管理能力を高め、自己実現への努力を続けることができることを目指している。
行動目標●進路選択から決定までの活動プロセスを説明できる。進学?就職活動に必要な情報を収集?分析、自主的で積極的な活動が展開できる。自己実現するための過程(進学/就職)を明確にすることができる。進みたい職種や職業観を明確に思い描くことができる。進学、あるいは志望職種?企業が要求する適性、学力などの水準到達に向け自己研鑽を持続させることができる。