カリキュラムガイド 一覧
[2] 学部のカリキュラム
威廉希尔中文网站 > 航空システム工学科
教育目標
我が国の航空機産業において、安全性は勿論のこと、エネルギーの有効活用とともに、地球環境と調和した先端的な技術革新が今まで以上に求められる。本学科では、航空工学を支える基礎知識を身につけ、それを応用して航空機とその構成要素技術と航空統合技術を修得し、輸送機械産業で活躍できる人材を育成する。
キーワード
- 安全性
- エネルギー
- 地球環境
- 先端的技術革新
- 航空機?ロケットの要素技術
- 輸送機械
航空システム工学科 科目概要
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E101 航空入門
社会を支える「ものづくり」の三大技術である機械分野、電気?電子分野、情報分野の技術について、工学と社会とのつながり、歴史および現在、未来の技術について学び、「自ら考えて行動する技術者」としての第1歩を歩み出す意識を明確にする。各分野における学ぶ領域、学問の拡がりを学び、各自の将来の目標、夢を実現するためのキャリア形成を意識して、修学計画能力を身につけ、今後の学習姿勢を確立する。「覚える?暗記する」といった学習能力に加えて物事の本質を論理的に考える力(科学力)、デザイン力の醸成を目標とする。
行動目標●現代社会における威廉希尔中文网站の役割を理解し、自身の修学計画を立案することかできる。「学ぶ領域、研究分野を理解し、今後の勉学の方法、履修計画について主体的に考えることができる。航空機や航空機関連技術について個人またはグループで調査して、その内容をレポートにまとめると共に自分自身の言葉で説明できる。また、航空機の構造及び航空機の歴史について概略を説明できる。自身のキャリア形成プロセスを自身の言葉で述べ、それを第三者に伝える事ができる。 -
E102 機械系製図 I
機械製図の基礎となる正投影の原理を学ぶとともに、正投影を用いて描かれた機械図面から部品の三次元形状をイメージできる能力を修得する。さらに、機械製図の基礎となるJIS規格について学ぶ。これらは、機械技術者が図面を用いながらさまざまな情報を交換するために不可欠な基礎能力である。演習では、手書きによる製図スキルとともに、図面を効率的に作成?編集するためCADソフトウェアの操作スキルを修得する。
行動目標●立体図の作成法を理解し、等角図およびキャビネット図を作図することができる。正投影の原理を理解し、第三角法で機械部品の形状を表現できる。機械図面の基礎的なJIS製図規則を理解し、簡単な形状の機械部品について正面図、平面図、側面図を正確に描ける。幾何学的に正確な手法を用いて複雑な形状を持つ部品が作図できる。機械設計の基礎である公差?精度の指示を理解できる。手書きに加えて、2D-CADおよび3D-CADの基本的な図形生成機能と図形編集機能を駆使し、図面を作成することができる。 -
E103 航空機の原理
航空機とその構成要素は、空力?構造?原動機?制御などの工学分野の知識を組み合わせて設計?製造される。航空システム工学科で開講される科目では各工学分野について深く学ぶが、これから勉学を始める上で、個々の科目の位置づけやそれらの関係、個々の科目で学ぶ内容と実際の航空機との繋がりを知ることは重要である。本科目では、これから履修する科目で学ぶ内容が、航空機とその構成要素の仕組みや動作原理とどのように関連しているかを講義や実習を通して学ぶ。
行動目標●航空機が飛行する原理、特に揚力の発生原理を説明できる。航空機の静安定、特に縦の静安定について説明できる。航空機用材料の種類とその機械的性質を説明できる。航空機用エンジンの種類とその主な構成要素を説明できる。講義や実習を通じて、これから履修する専門科目の名称や繋がりを説明できる。対気速度計の分解?組み立てを動作原理を考えながら行うことができ、それをレポートにまとめることができる。 -
E105 工業力学 I
静力学における基本的な概念(力、力のモーメント、重心)を理解し、航空機をはじめとするさまざまな機械あるいは機械部品に対してどこにどのような力が働くかを求めるといった力学的解析能力を身につける。また、他の科目で学んだ知識とあわせることにより航空機構造などの構造体や機械設計に応用できるようになる。
行動目標●物体に作用する力を適切に表示し、その大きさをSI単位系で表すことができる。力の概念を理解し、複数の力を合成したり、力の任意の方向成分を求めることができる。力のモーメントの概念を理解し、力のモーメントを計算することができる。力の釣り合いについての式を立て、計算ができる。重心(あるいは図心)の概念を理解し、重心や図心を求めることができる。物体のすわりの安定を判別できる。